作物に対する愛情は、農家の方々と同じ。チーム一丸となって、よりよい商品を発掘・開発します。

2016年入社
北海道事業本部
商品戦略部

農家の方々を相手に講師役

私は学生時代に土壌学を専攻し、土壌の断面調査や作物の生育調査を行ってきました。その経験を農業の現場で生かしたいという思いから、より現場に近く、北海道から九州まで活躍の場がある住商アグリビジネスに入社することに決めました。
現在は商品戦略部に所属しています。当部署は、仕入れ業務、資材の効果確認試験、作物体分析、販促資料作りなどを行い、道内営業員のサポート的役割を担っています。仕事内容は多岐にわたりますが、私が特に力を入れてきたのは、講習会での講師役。各営業員の担当地域を訪問し、農家の方々を対象に自社商品や作物についてなど、さまざまなテーマでお話しさせていただいています。同じ作物であっても地域によって気候や土壌の条件が異なるため、あらかじめ現地の状況を聞き取り、その地域に合ったご提案や情報提供となるよう一から資料作りをしています。
しかし、リアルな実態までは、現地を訪問しないと理解しきれないため、講習会の場で農家の方々から直接教えていただくこともあります。当部は営業部門と比べると、農家の方々と直接お話しをする機会は多くありません。そのため、現場の生の声を聞くことができ、栽培の問題を一緒に考え議論することができる講習会は、私自身の学びの場としても大変貴重な時間です。

「また来てほしい」と言われることが励みに

入社1年目は分からないことが多く苦労しましたが、実際に圃場に出て作物を見たり、農家の方々との会話を重ねたりする中で徐々に慣れてきたように思います。とはいえ、作物づくりのプロの方々を相手にするにはまだまだ知識が足りません。
分からないことや疑問に思ったことは、文献を読んだり、先輩に尋ねたり、勉強あるのみです。覚えることが多く大変な面もありますが、農家の方々の「ありがとう」という言葉が励みになります。特に講習会を行った際に「また来てほしい」と言っていただけると、「役に立つことができたのかな」と嬉しくなり、また次も頑張ろうと思えます。

SABブランドの作物を消費者に

今年から部署の業務内容が一変し、より一層商品開発に力を入れるようになりました。現在、私は海外のメーカーなどさまざまな仕入れ先から情報収集を行っています。入社4年目になり現場の状態を把握できるようになってきた今だからこそ、できる業務だと思います。部署全体で一丸となって農家の方々に喜んでいただける商品を発掘・開発していけるよう頑張りたいと思います。
住商アグリビジネスは、農家の方々と共にある会社だと思います。農家の方々と一緒に作物に合った肥料を選んで、天気予報と毎日にらめっこ。作物に元気がなければ液肥や農薬を選んで手助けしてあげる。実際の農作業を行っているわけではありませんが、作物に対する愛情は農家の方々と同じくらいあると思っています。農業や人が好きな方にはぜひ挑戦していただき、一緒に働くことができればと思います。

リフレッシュタイムは?

プライベートでは、キャンプをしたり、農業イベントに参加したり。自然豊かな十勝ならではの休日を過ごしています。最近は農村地域における農業と観光を結ぶ取り組みが盛んなようで、イベントに参加すると仕事で触れるのとはまた違う農業に触れることができてとてもよい刺激になります。

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