「付加価値を生む」ことに忠実に。

2012年入社
北海道事業本部
事業戦略部

経営者の皆様と一緒に、私も農業をしている。

私は入社して半年間の研修後、農業経営者のお客様と直接相対する小売営業職として北見支店で約6年間を過ごし、2019年に十勝の北海道事業本部内に新設された事業戦略部に異動してきました。
北見に営業として配属された当初、なんの経験も知識もない私がお客様から頂いた、忘れられない言葉があります。とある圃場でお客様と二人、どうして作物が思い通りに生育しないのか原因がわからず悩み困り果てていたとき、隣でお客様がふと呟きました。
「君は農家じゃないけどさ、今、俺と一緒に農業をしているよな。」
この一言は私にとって、「商い」の本質に対する疑問と気づきを与えてくれました。自分が何をすれば目の前のお客様に最大の付加価値を生み出すことができるのか。”肥料屋の営業”という立場にとらわれず、もっと自由に。以降、その本質を問い続ける日々が始まります。
現場ではもちろん苦労もありましたが、その分、お客様とはたくさんの感動を共有させていただきました。小麦で多収を上げることが比較的難しいとされていた地区での出来事。ヒアリングと現地確認を続けること約2年。「諦めずに管理方法のアプローチを変えることで絶対に収量は向上する」そう私は確信しました。翌年からお客様と一緒に肥培管理の抜本的な改善に取り組み、結果的にそれまでよりも大幅に年間投資額を増やしていただくこととなりました。もちろん私にかかるプレッシャーは相当なものでしたし、圃場に毎週通い、都度管理方法を修正していただきました。収穫直前の7月末。重そうに風でゆったりと揺れる小麦の穂を前に、お客様とニヤリと笑いながら勝利を確信した瞬間は忘れもしません。 結果、お客様の過去最高収量を達成し、費用対効果も十分に得ることができました。

これから農業の現場は大きく進化する。その中で価値を生む企業であるために。

現在所属している事業戦略部では、事業本部の戦略策定に関わる活動をしています。具体的には新規事業や新規サービス、他社とのアライアンスについて検討しています。キーワードの一つは、近年ブームが巻き起こっている「スマート農業」です。日進月歩で次々と新たなサービスがリリース/アップデートされる中、果たしてどのサービスが現場にフィットして残っていくのか。北海道農業の近未来をイメージしながら接しています。
先輩たちの奮闘によって当社は合併前身企業の設立から数えて既に50年を越えており、多くの農業経営者の皆様にお取引をいただいています。北海道農業の現場では一定の知名度を得ていると感じていますが、私はこの数年がターニングポイントと捉えています。見える化/合理化が進む農業の現場で、この先も本当に価値のあるサービスを提供し続けることができるか、農業経営において必要な企業でいられるか。あえてここに焦点を当てて、徹底的にそこを意識したサービスを作り上げたいというのが今の私の野望です。

成長は人から与えられるものではなく、自分でつかみ取るもの。ですよね??

お客様である温かな農業経営者の皆様に大変お世話になり、まだまだ未熟ながらもここまで成長することができました。わがままばかりで要領の悪い私に対して文句も言わず、私が納得いくまで自由にやらせてくれた当時の上司、サポートしてくれた社内の仲間にも、感謝は尽きません。
現場に直接触れる仕事では、目的を持って挑めば必ず結果は返ってくる。思う存分、自分を試して、成長を重ねていくことができます。そして一人一人のその挑戦が、農業の現場を少しずつ進歩させていくと私は思っています。
入社時に農業の知識やスキルは必要ありません。それよりも、転換期を迎えている北海道農業において、これからは変化を恐れない新しい感覚がこの業界から求められることと確信しています。真面目にコツコツと自分の仕事を頑張るタイプの人が多いことが当社の強みでもありますが、その半面、現場ではあまりドラスティックな変化を好まない雰囲気があります。現状を新しい目線で捉えられることは若手社員の強みですから、ぜひ力になってください。

リフレッシュタイムは?

2019年5月から北海道事業本部内でチームを組み、YouTubeチャンネルを運営しています。実際に運営してみると、思った以上に企画や撮影が大変ですが、よい頭のリフレッシュになっています。

PAGE TOP