
お客様からの情報が専門性を高める上で役立ち、
キャリアアップにつながります。
2010年入社
北海道事業本部
倶知安出張所 営業
お客様から教えていただく

私は大学卒業後、ハウスメーカーで営業職として働き、住商アグリビジネスに転職しました。肥料の製造・販売を一貫して行っているほか、土壌分析センターや技術職の部門などを備え、農業の現場への貢献につながる会社の姿勢に魅力を感じました。取引がないお客様にも、ある程度住商アグリビジネスの名前が浸透していることも、働く上では魅力に感じます。
倶知安営業所で働き始めて10年目になります。これまでは営業活動を行いながら作物の生育調査について学ぶなど、自己研磨、スキルアップの期間でした。生産現場を歩き、お客様と直接長いお付き合いができるという点が私にマッチし、お客様からさまざまな情報を教えていただくことが専門性を高める上でとても勉強になっています。今年、総合職からマネージャー職へキャリアアップしました。
現在、営業職として担当エリア内の生産者のご要望・状況に沿った肥料、土壌改良資材、農薬、酪農資材等の提案・販売を行っています。蒔き付け前の肥料商談だけが仕事ではなく、作物の生育状況の確認や問題がある際の対応など、お客様と一緒に安定多収に向けて取り組んでいます。最良の提案は何かを真剣に考えてお伝えする努力の積み重ねで、お客様との信頼関係が築けると考えています。
何事にも当事者意識を持つ

社内、社外を問わず、何事にも当事者意識を持ち、自分のこととして取り組むことを大切にしています。提案を行う際には、お客様ごとの状況をお聞きし、対応方法の選択肢が複数あればお伝えした上で、「自分が生産者であればどうするか」を念頭に置きつつ、提案を絞り、お勧めします。
やりがいを感じるのは、お客様の要望や問題解決について、自分の経験や知識を生かして提案し、畑でその結果が明確に出たときですね。お客様に役立つための自己研鑽と、農業業界の変化に先手を打つための意識の醸成に努めつつ、今後はマネジメントする側の視点とマネジメントされる側の視点を双方から意識し、双方がより働きやすく、実力を発揮しやすい工夫を前向きに考えたいと思っています。
社員教育については、相手をよく見て伝え方を調整することに気を付けています。「発信する側と受ける側の感度(本気度)が、どちらも同程度に高いこと」が大切だと思います。
社内変革に前向きな会社

私は今自由に仕事が選べるとしたら営業職を選ぶと思いますが、学生の頃は人と話すことが得意ではありませんでした。しかし、必要な知識は研修や仕事の中でどんどん身に付くものであり、苦手と感じていることも、できるようになると好きになってくることがわかりました。
ただ、営業職を選ぶなら業界や扱う商品については妥協をせず、自分自身の興味が強いものを選んだ方がいいですね。私の場合は、農作物の生育を見ることや、病害虫の症状などに関心があるので、楽しみつつ仕事にも役立てられています。好きこそ物の上手なれ、ですね。
住商アグリビジネスのいいところは、社内変革に前向きなところでしょうか。以前はよくも悪くも昭和的な会社でしたが、問題点や変革が必要な点は前向きに検討し、時代に合わせて実現できることから進めていく姿勢は、いいところだと感じています。
リフレッシュタイムは?

子どもたちと遊んだり、自宅でチランジアなど植物の世話をしているときですね。自分で作物を畑で育てたいのですが、アパート住まいなので、実現はまだ先のことになりそうです。